草木、柿渋染めの自然な色合い。優しい洋服の通販「KIKYU」
【コラボレートと日々のものつくり】 現在では残り少なくなってしまった日本の伝統的な技術をそれ単体ではなく様々な技術とコラボレートし現代的な新しいい価値を創造していければ。 そして、それが皆様の日々の暮らしの中で心地よく感じて頂けたら。 そんな思いを込めて日々ものつくりをしております。 【柿渋染めと草木染めの事】 古くから柿渋は人々の生活に寄り添い、天然資材として様々な用途に使われてきました。 現在でも、柿タンニンその効能である消臭・抗菌等を利用した様々な商品が開発されています。 ですが残念なことに、柿渋を使った商品はその柿渋特有の茶系の色目から、全体的にくらいイメージが強く、明るい色に出来ないものかと考えていました。 柿タンニンの効能を残してお客様に色目も楽しんで頂く。そこで考えたのが柿渋で染めた後に草木染めを重ねることでした。 以前より柿渋でワタから染める事はしておりましたのでスムーズに商品化することが出来ました。 製品の段階で柿渋で染めておれば草木染めを重ねることはできなかったと思います。 貴久で使用している染料は柿渋(かきしぶ)、 茜(あかね)、柘榴(ザクロ)、五倍子(ごばいし)、矢車附子(やしゃぶし)、楊梅(やまもも)藍(あい)等です。 どれも古代より使われ続けている植物の染料です。 これらの色目は京都の染工房さんで教わりました。 始めてみた時にくすんだ色目が「好きな色だな」ってビビッときました。 「自分も染めてみたい」そのように強く思ったのを覚えています。 草木青目のくすみのある深い色合いを楽しんで頂ければと思っています。 【草木染めのご注意頂きたい事とアフターサービス】 ● 均染剤等を使用しておりませんので多少の色むらがある場合があります。 ● 草木染めは、色の再現が難しく一度ご購入されたものと再度ご購入されたもので 若干の色違いが出る事もあります。 ● 草木染めは、一般的に長時間の日光照射に弱く変色しやすいものです。 お洗濯後は日陰干しでお願いします。 ● 草木染めは、他の洗濯物に色が移る場合がありますので、必ず色物と一緒に洗濯して下さい。 ● 布地が濡れた状態で上着やバックなどに擦れますと色が移る場合がありますのでご注意ください。 上記の様に化学染料に比べると天然染料ゆえに色落ち・変色・退色は避けられません。 そこで、アフターサービスと致しまして貴久では色が変わったりあせたりした場合に通常の染め直しの料金の半額で染め直しをさせて頂きます。 どうぞ、草木染めの素晴らしい色目を安心してお楽しみ下さい。